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発音が難しい名前の時計は、売上に悪影響を与えるか?

舌を噛んでしまいそうな名の付いた時計ブランドの考察。

私は常々、時計ブランドの名前が売れ行きにどのような影響を与えるのか、ほかの要素は抜きにして疑問に思ってきた。もちろん、ほかの要素を無視することはできないが、時計ブランドの名前が、まったく重要でないとは必ずしも思わない。ニューヨークのマディソン・アベニューの一角にオフィスを構えるにふさわしいマーケティングのプロなら、名付けを間違えると出だしから失敗する、と言うだろう。同時にロレックスが平凡な時計を作っていたら、これほどまでに成功したとはとても思えない。しかし、高級時計の国際市場でシェアを極大化しようとするならば、シンプルでキャッチーな名を持つにこしたことはないだろう。特にどんな言語でも発音しやすい名前ならなおさらである。

ロレックス サブマリーナ 29800 円 本物スーパーコピーロレックス新型 サブマリーナ 116610LN デイト ブラック

型番 116610LN
商品名 新型 サブマリーナデイト
文字盤 ブラック
材質 SS
ムーブメント 自動巻
タイプ メンズ
サイズ 40
付属品 ギャランティ(国際保証書)、純正箱 内箱、外箱

その単純明快さとは裏腹に、ネーミングが決まるまでは一朝一夕とはいかないもののようだ。ハンス・ウィルスドルフ(Hans Wilsdorf)は1908年にこの名前を考案し、「あらゆる方法でアルファベットの文字を組み合わせてみました。その結果、100ほどの名前が生まれましたが、どれもしっくりきませんでした。ある朝、ロンドンのチープサイドを走っていた、当時は馬が引いていた2階建てバスの上階に座っていたとき、精霊が私の耳元で囁いたのです。“ロレックス”と。この実りある旅の数日後、ロレックスブランドの商標を出願し、スイスのウィルスドルフ&デイビス社によって正式に登録されたのです。」と1958年に語っている。 ウィルスドルフは、ロワルトコ(Rowaltco)やホーフェックス(Hofex)など、ほかの名前も登録したようだ。もし、状況が違っていたら、私たちは皆、ロワルトコ サブマリーナーのキャンセル待ちをしようとしていたかもしれないが、それは今さら賭けようもないことである。


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