日本から出品されたオーパス 1 トゥールビヨンのピンクダイヤルが、6月のフィリップス香港オークションに登場する。
最近のオークションでは、独立時計師ブランドが人気を集めており、先週、5月8日から9日に開催されたジュネーブウォッチオークションXIIIでも多数のロットが出品されました。そのオークションのハイライトのひとつとして、ハリー・ウィンストンのオーパスシリーズ最初のモデル、オーパス 1が販売され、15万スイスフランでスタートしたビッディングはあっと言う間にエスティメートを超え36万スイスフラン(日本円で約4330万円)で落札されました。バイヤーズプレミアムを含めると45万3600スイスフラン(約5460万円)と勢いを感じさせる結果となりました。
オーパスシリーズは、ジュエラーの最高峰であるハリー・ウィンストンと独立時計師がコラボレーションし独自の時計作りを行う企画として、当時、ハリー・ウィンストンの時計部門の最高責任者であったマキシミリアン・ブッサー氏が発案。その最初のコラボレーション相手として選ばれたのが、独立時計師フランソワ-ポール・ジュルヌ氏で、その後もハリー・ウィンストンからは、様々な独立時計師たちとコラボレーションが続いて登場しています。