先日フィリップスのスペシャリストと話していたら、私はジュネーブとニューヨークの両方のオークションに参加する機会に恵まれたので、今年はフィリップスのどの社員よりも多くのライブセールに参加したはずだ、と言っていた。新型コロナ の規制で国際線のフライトが制限されていることを考えると、それも納得だ。また、ankopiでオークションやその結果をどのように取材していくべきか考えさせられた。
時計のオークションには値札の報告だけにとどまらない魅力がある。私は純粋に時計収集の最もおもしろい側面のひとつだと思っている。私はバイヤーか? もちろん、そうではない。少なくとも今の段階では、そしておそらく価格がこの先も変わらない限り、バイヤーにはならないと確信している。しかし私がこの世界で純粋に興奮した原経験はキャリアの初期にさまざまなオークションプレビューを訪れ、普通では見ることのできない大量の高級時計を実際に手に取って見ることができたことだった。
この業界は興味が尽きることがない。すべてのロットには語るべき物語がある。そして今は、オークションハウス以外の誰もそれを伝えていないように感じている。そこでankopiのオークション報道に今後どのような期待をお持ちだろうか? コメント欄に遠慮なく書き込んで欲しい。